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顎関節症 姿勢

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 顎関節症と姿勢

良い姿勢 顎関節症の発症にはぶつけたなどの明確な原因がない場合には、日常生活の癖や姿勢などが大きく関与しています。顎関節症と姿勢は関与しないように考えられることがありますが、顎関節症の治療を実際に行っていると非常に関連が深い事がわかります。その為、顎関節症対策としても、予防する目的としても日常の姿勢を注意する事が必要となります。このページでは、姿勢と顎関節症の関係をご紹介いたします。

 顎関節に特に負担のかかる姿勢は『頭部前方位姿勢』です。これは、前かがみで顎を突き出したような姿勢でいわゆる猫背です。この姿勢は、デスクワークなどのパソコン作業時・運転時になることが多いです。

猫背が顎関節に負担をかける流れ

.猫背をとることにより頭が脊柱(背骨)より前方に出ると頭部の重みで頭が下がる。

.頭が下がった状態で前方を見るためには、後頸部や背部の筋肉で重い頭を支えてバランスを保つ。そうする事で首の後ろの筋肉や背中の筋肉には負担がかかる

.首の前側の筋肉である胸鎖乳突筋にも負担をかけるようになる。

.首周りの筋肉に負担がかかることによって、頭痛や顎のだるさ・痛みを引き起こす。
このような流れになります。

 顎関節の位置は背骨よりも前方に存在します。その為、猫背になることによって顎先は前方に引っ張られるような力がかかり続けます。それを支えるために顎関節を支える筋肉、特に側頭筋には強い負担がかかります。このような筋肉の過緊張状態が顎関節症の発症要因になってしまう可能性があるのです。

横向き 顎関節症の改善・予防には、寝ている時間は1日の中でも占める割合の多い時間であるため寝ている時の姿勢も重要となります。
 例えば、横向きで寝たとします。そうすると、下になっている側の顎関節には頭の重み(成人で約5Kg)がかかることになります。この重みが顎関節に対して常にかかり続けることによって、顎関節周囲の筋肉の血液循環は悪化し血流不足によって栄養が運ばれてこないために栄養障害が起こり咀嚼筋の筋力低下につながります。これが1型の顎関節症の発症要因や悪化要因につながることも考えられます。

 その他、長期間継続的に圧迫が加わることによって顎関節の変形が引き起こされることも考えれらます。
 このように寝る時の姿勢は顎関節に対して大きな負荷になります。寝るときは仰向けで寝るように心がけましょう。また、仰向けで寝るときに高い枕を使用も顎関節症を引き起こすリスクとなりますのでご注意ください。理由は簡単です。高い枕をしている姿勢を想像してみて下さい。その姿勢で立ち上がったらどのような姿勢になっているでしょうか?猫背ですよね。

 猫背は、顎関節の位置を正常な位置からゆがませてしまいます。これは体感されたほうがわかりやすいと思いますのでお試しください。それでは一度猫背になってみてください。この時、上の歯と下の歯がどのような状態になっているかチェックしてみてください。多くの方は、この姿勢をとることによって上の歯と下の歯が当たっていると思います。逆に、背筋を伸ばして良い姿勢をとってみてください。さらに、やや上を向いてください。この時上の歯と下の歯が離れている方が多いと思います。もし、この状態で上の歯と下の歯が当たっているような場合には、顔面骨にゆがみがある可能性があります。歯列が接触する状態は顎関節症を発症させてしまう原因となります。これが姿勢と顎関節症の関連を証明しています。

【それでは良い姿勢をつくるためにはどうすればいいのでしょうか?】
 それには、骨格のバランスと筋肉のバランスともに改善しなければいけません。少しイメージをしてみてください。 地面から真っすぐ生えている木と斜めに生えている木があるとします。どちらの木が強いと思いますか?普通の環境であれば、まっすぐ生える木の方が強い事がご理解いただけると思います。それでは斜めに生える木はどのようにすれば強くなるのでしょうか? 対策は1つだけです。それは、根を地中の深くまではることです。そうすることで、重力によって倒れる力に対して抵抗します。

猫背 これを身体に当てはめると、姿勢が悪くなるということが骨格の問題です。これを必死に支えようとするのが筋肉の問題です。ですが、筋肉を深くに張りめぐらせるということはできません。そのため、筋肉を硬くして対応しようとします。この現象は、体の上部になればなるほど強まります。顎関節は身体の関節の中で最も上部にある関節で悪い姿勢による悪影響を最も受ける関節と考えられます。

 良い姿勢を意識する時に気をつけなければならない事があります。それは、お腹を突き出すように腰が反っているような状態が良い姿勢ではないという事です。腰が反ってしまうと、骨盤は前傾姿勢になってしまいます。骨盤は背骨の土台に当たる骨格です。その土台に当たる場所が斜めだったら背骨はどのようになるでしょうか。これを一般的な状態にたとえてみます。斜めになった土台の上に垂直に家を建てるとします。どうなると思いますか?ご想像の通り、斜めの家が建ちます。背骨のバランスもこれと同様です。少し違うのが背骨は7個の頸椎(首の骨)・12個の胸椎(胸の骨)・5個の腰椎(腰の骨)の合計24個の椎骨によってつくられています。バランスをとるために、腰の部分の腰椎は過剰な前彎を描くようになり、次いで胸椎はバランスをとるために後彎が強まります。そうすると、一番上にある頸椎は前彎が強まる、もしくはストレートネックになり1つ1つの骨がバランスをとります。
 首の前彎が強まった場合には、頸部の胸鎖乳突筋によって顎関節の運動に関連する筋肉が過緊張状態となり1型の顎関節症が発症する可能性が高まります。ストレートネックの場合も同様に、1型の顎関節症や下顎骨の後方移動によって関節円板障害が起こり3型の顎関節症が発症する可能性が高まります。

  このように、腰を反るような姿勢は逆に身体を壊してしまう可能性があるのです。良い姿勢を心がけることは非常に重要です。ですが、度を超すとよくありません。良い姿勢が分からない場合には専門家にご相談されることをお勧めします。

ショルダーバック 顎関節症になってしまったら症状が軽減するまではショルダーバックを控えることをお勧めします。ショルダーバックをお使いの方は1度ショルダーバックを肩にかけてみてください。肩の高さが変わっていませんか?これは、ショルダーバックがずれ落ちないように無意識に行われる運動です。この肩を持ち上げる動作が顎関節に悪影響を与えてしまうのです。特に、かばんの中身が多く重たいショルダーバックはご注意ください。かばんを持ち上げるだけでもかなりの力が必要となります。 また、当院にご来院いただいている顎関節症の患者さんでの統計ですが、顎関節症を引き起こしている側の肩にショルダーバッグをかけている方が63%でした。このように考えても、顎関節症を起こしてしまうと、ショルダーバックは控えた方がよいことが分かっていただけると思います。

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